生活習慣病にセサミンが効果的

健康に良くない生活習慣を積み重ねていくことで発症する生活習慣病。
自覚症状がないうちに進行するので、気づいた時には手遅れになりがちです。
この生活習慣病対策にセサミンがいいことをご存知ですか?
セサミンと生活習慣病との関係を詳しく見ていきましょう。

生活習慣病とは

今や生活習慣病は身近な病気の一つで、日本人の約3分の2はこの病気が原因で亡くなっています。
以前は加齢によって起こると考えられていたので、成人病と呼ばれていました。
しかし現在では飲酒、喫煙、不健康な食生活や運動不足などの体にとって良くない行為を習慣的に続けていくうちに、発症ことがわかって、生活習慣病という名前になりました。
生活習慣病の具体例を挙げると肥満や糖尿病、高脂血症、高血圧があります。
これらの疾患が慢性的に続くことで、体内の細胞や血管、心臓や脳などがダメージを受けていきます。
痛みといった自覚症状がないまま、数年から数十年かけて進行していきます。
そのままにしておくとがんや脳梗塞、狭心症など命に関わる病気を引き起こすため、生活習慣病は別名サイレントキラーと呼ばれています。

手遅れになる前に、病気の元となる日々の習慣を見直すことが予防に繋がります。
特に高脂血症や高血糖、高血圧は血管の健康状態を守ることが大切です。

セサミンで生活習慣病対策

二日酔い対策としての役割に留まらないセサミンは、生活習慣病を防ぐ働きも認められています。
セサミンの数ある働きから生活習慣病と関連が深いのは、コレステロールや抗酸化に関わるものです。

(1)コレステロール値を正常化
セサミンは胃腸で分解されずに門脈から肝臓に直接届く、数少ない抗酸化物質の一つです。
食事から取り入れた脂肪分は腸でグリセロールと脂肪酸に分解されたのち、肝臓でコレステロールや脂肪酸に合成されます。
ここで肝臓が弱っていると脂質の代謝が上手く行われず、体内の余分なコレステロールを片付ける善玉と呼ばれるHDLコレステロールの産生が少なくなります。
HDLコレステロールが少なくなり、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールが血液中に増えすぎると血管の内壁から中に入っていきます。
血管内でLDLコレステロールが酸化すると、マクロファージは異物と感知し、血管壁に取り込もうとします。
これが続くと血管の壁の中で瘤ができ、動脈硬化と呼ばれる状態になります。

これに対してセサミンには、血清脂質と呼ばれるコレステロールなどを改善する働きがあります。
セサミンは肝臓での脂質の代謝を活性化させ、HDLコレステロールの生産を活性化させると同時に、脂質の合成を抑制することで血清脂質のバランスを保ちます。
こうすることで血管のしなやかさを保ち、生活習慣病を防ぐことができます。

(2)抗酸化作用で肝臓を守る
肝臓は体内の中でも活性酸素が大量に発生することで知られています。
本来ならば殺菌などの効果をもつ活性酸素ですが、増えすぎると体内の健康な細胞まで酸化させ、老化や病気の原因になります。
セサミンは肝臓で発生する活性酸素を抑制し、細胞を守ると同時に脂質の酸化を防ぎます。

細胞が酸化することで炎症状態になります。
炎症状態が続くと、発がんを促す転写因子のスイッチをいれることになります。
そのため活性酸素をコントロールし、体内を酸化から防ぐことが大切です。
またセサミンが脂質の酸化を防ぐことで、食事から取り入れた過酸化脂質が肝臓の脂質と組み合わさり、脂肪肝などの生活習慣病になるのを防いでくれます。

セサミンは肝臓だけでなく、生活習慣病対策にもってこいの健康成分です。
摂取目安量は1日10㎎で、毎日取るのがおすすめです。
セサミンの健康パワーで内側から生活習慣病を予防しましょう。
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