セサミンのサプリメントで注意したい4つのこととは

抗酸化成分として知られているセサミンは、健康維持や美容のために飲んでいる方が多いサプリメントです。
サプリメントを摂取するうえで、知っておくとためになる注意点があります。
どのようなものがあるか、早速見ていきましょう。

摂取する際の注意点1

セサミンは医薬品ではなく、食品に分類される成分です。
このため摂取目安量及び、摂取上限量は定められていません。
副作用の報告もないことから安心して摂取できる成分ですが、過剰摂取はおすすめできません。
1日10㎎が大手サプリメントメーカーで採用されているセサミンの摂取基準ですが、研究では被験者に60㎎のセサミンを摂取してもらった例もあります。
だからといって大目に摂取すると、サプリメントに含まれるセサミン以外の成分の過剰摂取に繋がる場合があります。
また近年、ゴマアレルギーが数多く報告されています。
ゴマアレルギーの原因は解明されていませんが、セサミンはゴマから抽出される成分です。
サプリメントで長期間にわたって大量に摂取すれば、ゴマアレルギーを発症する可能性が高まります。
サプリメントを大量摂取してもその分効果が倍増するという事はないので、摂取量には注意しましょう。

摂取する際の注意点2

セサミンのサプリメントを服用する際は、どのように取っていますか。
その場にあるお茶やコーヒーで流し込むという方も、多いのではないでしょうか。
しかし薬ではないとしても、セサミンを取る時はなるべく水にしましょう。
カフェインは体に良くも悪くも、強い作用をもたらす物質です。
またミネラルなどの吸収を阻害するという働きもあります。
このため水がない場合は、カフェインが入っていない水分でセサミンを摂取するようにしましょう。

効果を実感するための注意点

セサミンのサプリメントを購入する際、効果に期待を寄せるのが通常ですよね。
しかし取り始めて数週間しても効果が実感できない場合、やめてしまう方も少なからずいます。
セサミンは食品由来の成分のため、最低でも1ヶ月~3か月ほど取り続けることで体質が改善されていきます。
細胞の生まれ変わりの周期は体の場所によって違い、肌は28日ですが数カ月単位の所もあります。
このため機能が低下していた細胞が新しい細胞に生まれ代わり、症状や健康診断の数値が改善されていくのも時間を要します。
セサミンは即効性を期待するより、数か月単位で体に効果があると捉える方がいいでしょう。

大人以外が摂取するときの注意点

体にいいと聞くと、家族全員で取りたいと思う方もいらっしゃいますよね。
しかし大人と成長過程にある子どもは、体の構造が異なってきます。
大人にとっていい成分でも、子どもには逆の効果をもたらす成分も存在します。
アメリカではポリフェノールが、子どもの白血病と脳腫瘍に関連しているという研究もあります。
セサミンはポリフェノールの一種です。
ポリフェノールと子どもの病気との関連性は研究段階ではあるものの、大人用のセサミンのサプリメントを子どもに飲ませることは注意しましょう。
セサミンは肝機能改善だけではなく、生活習慣病やがん対策にも効果的です。
摂取する際の注意点に気をつけながら、セサミンで健康的な生活を送りましょう。
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