セサミンの製造工程とは

セサミンがどのように製造されているかご存知ですか。
普段、自分が口にするサプリメントがどのように作られているか気にしない方も多いですよね。
しかし服用するサプリメントの製造工程を知ることで、安心感は必ず高まります。
一般的なセサミンのサプリメントの製造法を一緒に見ていきましょう。

原料となるゴマの調達

セサミンはゴマ由来の成分なので、サプリメントの原料もゴマです。
このゴマは国内自給率は0.1%以下で、ほとんどを輸入に頼っています。
サプリメントの中では国産のゴマを使った高級志向のサプリメントもありますが、ほとんどは外国産のゴマを原料に使用しています。
ゴマの種類によって産地は変わりますが大別するとアフリカ地域、中国などのアジア地域、南米地域の3つに分かれます。
海外から輸入されたゴマは我が国の基準で安全性を審査されるだけでなく、各自のサプリメント製造業者の手によって厳しく品質などをチェックされます。
このため外国産を気にされる方も、安全性という点では大丈夫です。

セサミンの抽出

厳選されたゴマは、この後に有効成分セサミンの抽出工程に入ります。
セサミンの抽出方法には各自メーカーによって、開きがあります。
いくつか例を挙げると化学系の溶剤によってセサミンを分離・抽出する方法、昔ながらの圧搾方法の後に最新機器でセサミンだけを抽出する方法があります。
中には変わった抽出方法として、ゴマを発酵・焙煎してからセサミンを取り出すメーカーもあります。
どの抽出工程をたどるにしても安全性は高く、品質にも影響しません。

成分を混ぜ合わせる

セサミンのサプリメントにはセサミンだけではなく、相性の良いビタミンEや魚油のEPAなどが一緒に配合されています。
これらをセサミンの抽出後に混ぜ合わせるのが、第3工程です。
この際にただ混ぜ合わせればいいのではなく、各成分によって温度や順番が決まっています。
それぞれの成分の特性を活かすことで成分が均一になり、中身が出来上がります。

成形と乾燥

中身の液体が完成した後にゼラチンなど必要な材料を使い、カプセル状に成形していきます。
成形する際は専用の機械を使用し、ゼラチンで一粒ずつ液体をパッケージする要領で製造されていきます。
成形直後のカプセルは柔らかいため、冷ます意味も兼ねて数日間乾燥させて出来上がりです。

以上のようにセサミンのサプリメントは作られていきますが、各自の工程はメーカーによって若干違いが出てきます。
この違いがメーカーの研究・開発の努力が反映されているところです。
セサミンのサプリメントによってはネット上で製造方法が詳しく解説されているので、自分が飲んでいる製品の製造工程が気になる方はぜひ調べてみてください。
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