セサミンとうつ病

近年、増加傾向にあるうつ病。
日本人100人に対し、3~7人の割合でうつ症状を経験したことがあるとされる調査もあります。
最近、男性だけでなく女性からも人気のセサミンには、うつ症状の改善をサポートする働きがあります。
セサミンがなぜうつ病にいいとされているのか見ていきましょう。

うつ病の症状とは

大きく精神的な症状と身体的な症状に分かれるうつ病。
精神状態に伴い、身体的にもだるいなどの症状が表れてくることが特徴です。

(1)精神症状
精神的な症状は感情、思考、意欲の3面があります。
感情・・・理由なく悲しい気持ちになることや、憂鬱な状態が続きます。
意欲・・・やる気が起こらず、集中力や行動力が低下します。
思考・・・物事に対する反応が遅くなることや判断力の低下、妄想が現れることもあります。

(2)身体症状
ただ気分が落ち込むだけでなく、身体症状として代表的なものに倦怠感や睡眠障害、疲労感があります。
他にも食欲不振やめまいなどの症状もあります。

これらの症状が現れてくるハッキリとした原因は、まだわかっていません。
脳内の神経伝達物質が上手く機能しなくなることやストレス、気質や体の病気など様々な要因が複雑に絡み合って発病します。

セサミンは自律神経を整えて、うつを予防・改善する

うつ病と自律神経には深い関係があります。

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経は主に日中に働き、この神経が働くと脳と体が緊張状態になります。
副交感神経は交感神経と反対に脳と体をリラックス状態に導き、睡眠へと誘います。
特にこの副交感神経がきちんと機能することで、心も体も回復し元気になります。

しかし精神的ストレスや体のゆがみ、食生活の乱れなどから自律神経のバランスが崩れると脳や体が回復できなくなり、悪化するとうつ病を発症します。
そのため自律神経を整えることが、うつ病対策になります。

日本人間ドッグ学会で発表された研究によると、セサミンには自律神経のバランスを整える働きが認められました。
被験者をグループ分けし、セサミンを服用していたグループは交感神経や副交感神経の活動が活発化されたと報告されています。
これによりセサミンには自律神経の乱れをサポートし、うつ病を予防する働きが判明しました。

うつ対策におすすめのセサミンサプリ

神経細胞から構成される脳はセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質により、情報を伝えあっています。
しかし日常起こる様々なストレスや肉体的な疲労から神経伝達物質の働きが悪くなると、脳機能が低下し、うつ病を発症しやすくなります。
この神経伝達をスムーズにしてくれる健康食品として代表的なものに、不飽和脂肪酸の一種であるオメガ3脂肪酸があります。
このオメガ3脂肪酸にはDHAやEPAがありますが、種類によって脳内の神経伝達をスムーズにする働きがあります。

しかし酸化しやすいという欠点があり、これを防いでくれるのが高い抗酸化力を持つセサミンです。
ごま油が酸化しにくいのはセサミンの働きのよるもので、組み合わせることでオメガ3脂肪酸の酸化も防いでくれます。

このような理由からセサミンとEPAが一緒に配合されたサプリメントも販売されています。
うつ症状の改善にセサミンを摂りたい方にはおすすめです。

原因が一つではないため、治療しにくいうつ病。
薬に抵抗がある方も、健康成分のセサミンを活用して日々の不調に対処したいですね。
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