セサミンで貧血対策ができる

様々な効果があるセサミンですが、その中に貧血予防があることを知っていますか? ごまなら貧血予防と聞いて納得できますが、なぜ抗酸化成分のセサミンがいいのでしょうか。
セサミンと貧血の関係性を見ていきましょう。

貧血とは

女性に多くみられる貧血は、血液に含まれる赤血球が通常の基準値よりも低下した状態を指します。
赤血球に含まれるヘモグロビンは酸素と結合することで、全身の細胞に酸素を供給する役割があります。
しかし赤血球が不足することで酸素の供給が上手く機能しなくなり、細胞が酸欠状態になります。
貧血の症状で代表的なものには

・めまい
・だるさや疲れやすさ
・食欲不振や体の冷え
・肩こりや慢性的頭痛
・下まぶたの裏や口の内側が白っぽくなる

などが挙げられます。
月経により血液が失う機会が多い女性の5~10人に1人は、貧血の悩みを抱えています。

鉄分がきちんと摂取できていれば貧血にならないかというと、そうではありません。
鉄が不足することで起こる鉄欠乏性貧血は最も多いタイプですが、貧血になる理由は一つではありません。
女性の貧血と異なり、男性の貧血は重大な病気のサインとなっているケースもあります。

セサミンが貧血対策になる理由

鉄分とは関連がなさそうなセサミンは、抗酸化作用を発揮することで貧血対策になります。

(1)抗酸化作用が活性酸素から赤血球を守る
血液中の赤血球が減少する理由は鉄不足のほかに、活性酸素により赤血球が破壊されていくケースがあります。
細胞を分子レベルで酸化させる活性酸素は、老化や9割の病気の原因です。
慢性疲労症候群は半年以上にわたって日常生活に支障をきたすほどの疲労が続く症状ですが、原因の一つに活性酸素による赤血球の破壊が指摘されています。

セサミンは肝臓で直接効果を発揮する数少ない抗酸化物質です。

肝臓で活性酸素を抑えることが重要な理由の一つに、発生量があります。
臓器の中で最大の重さを誇る肝臓は、成人になると1㎏以上になります。
200以上の機能を有し、肝臓での活性酸素の発生量は体全体の約7割を占めます。
このため肝臓で発生する活性酸素量をコントロールすることで、赤血球が酸化により破壊される被害を減らすことができます。

(2)血行促進効果で赤血球の生成を促す
またセサミンには血行促進効果があります。
セサミンは、コレステロールなどの血清脂質を肝臓でコントロールすることで血流を改善していきますが、このことは貧血解消に効果的です。
貧血になると赤血球の不足から血行の流れが悪くなり、細胞に養分がきちんと行き渡らなくなります。
赤血球は骨髄にある造血幹細胞で作られます。
セサミンが血行を改善することで造血幹細胞まで養分が届けられやすくなり、赤血球の合成環境を整える働きがあります。

貧血を予防または解消するには、鉄分の摂取と共にセサミンを取り入れることがおすすめです。
貧血の解消は数カ月単位で時間がかかるため、鉄分やセサミンを継続して取っていきましょう。
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