20代にもどんどん人気が広がるセサミン

セサミンというと中高年の方を中心に人気が高いイメージがありますよね。
最近ではその美容に関する効果から、20代の方にも人気が高まっています。
なぜセサミンが老化とは無縁の関係にありそうな20代の間にも、広まっているのでしょうか。
セサミンとはどのような成分なのか、また若い方にも人気が出始めた理由について見ていきましょう。

ゴマに含まれるセサミン

セサミンはセサミという部分からもわかる通り、ゴマから抽出された成分です。
病気の多くは活性酸素と呼ばれる物質が体内で発生し、正常な細胞にダメージを与え機能を低下させることで引き起こされていきます。
活性酸素を無毒化するカタラーゼやSOD酵素などが私たちの体内には備わっていますが、年齢と共に生成量が減っていきます。
活性酸素を抑えてくれる働きを持つ食事から取れるものが、セサミンなどの抗酸化物質です。
セサミンと他の抗酸化成分の違いは、作用する場所にあります。
活性酸素の多くは肝臓で発生しますが、セサミンの作用する場所も肝臓であることから活性酸素を効率的に抑えてくれる効果があります。
肝機能も改善してくれるため、若くてもお酒やタバコで肝臓の疲れが気になる人にも効果的です。

20代にも広まりつつあるセサミン

活性酸素を抑えることは老化を防ぐことにも繋がります。
美容への関心は年々低年齢化が進んでいますが、アンチエイジングにも同じことが言えます。
以前は30代から始まっていたアンチエイジングですが、最近では雑誌やモデルなどの影響で20代から将来に備えて抗酸化作用などを持つサプリメントを取る方も増えてきました。
セサミンは抗酸化力が高いだけではなく、美肌や冷え性対策になることから20代の方でも摂取する人が増え始めています。

女性ホルモンをサポートするセサミン

また年代を問わず、女性を悩ませるのは生理に関する悩みです。
生理が来ると肌荒れや体調不良に悩まされる人は多いですよね。
ホルモンバランスは生理前後でも変化するため、女性は一カ月の半分以上もホルモンによって何らかの影響を受けることになります。
若い頃は外見を気にするあまり、過度なダイエットの影響で生理の周期がずれてしまうこともあります。
以前は50歳前後が中心だった更年期障害ですが、今は20~30代の方で発症する方もいます。
このような悩みに、植物性エストロゲンとして働くセサミンはとても効果的です。
植物性エストロゲンとは、女性ホルモン・エストロゲンと構造がよく似た物質で、セサミンもこれに分類されます。
植物性エストロゲンは、体内で不足したエストロゲンの代わりにその働きを補ってくれるので、女性ホルモンのバランスを整え、生理周期の正常化や更年期障害の予防・改善に効果があります。

植物性エストロゲンとして他にも大豆イソフラボンがありますが、どの成分が合うかは人によって異なってきます。
イソフラボンが体質的に合わない人は、セサミンなら合うかもしれません。

セサミンが世代を超えて人気が高まっている背景には、美容に対する効果と植物性エストロゲンとしての効果が存在します。
若ければ若いほど病気にかかった時は進行も早くなるので、20代から健康維持のためにセサミンを取ることもいいですよね。
早めに対策で30代に入った時に、周りと差をつけていきましょう。
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