セサミンと滋養強壮の深い関係

滋養強壮とは栄養を補うことで体の弱点を補強し、強い体と精力を手にいれることを意味します。
この効果がある健康食品として漢方薬として有名な高麗人参や南米が産地のマカなどがありますが、セサミンにも滋養強壮効果があることをご存知ですか。
セサミンと滋養強壮の関係について、詳しく見ていきましょう。

セサミンの抗酸化作用による滋養強壮効果

いつまでも若々しく活発に動く体を手に入れるためには、老化を防ぐことが重要です。
このアンチエイジングに役立つのが、セサミンの抗酸化作用です。

ストレスや紫外線、喫煙などで体内に過剰に発生する活性酸素は、体内の細胞膜に存在する脂質を酸化し過酸化脂質へと変性させることで、細胞の代謝や様々な機能を低下させます。
この害を食い止めるために活性酸素を抑えてくれるのが、体内に存在するSODと呼ばれる酵素です。
ただし加齢とともにSOD酵素の発生量は減少するため、活性酸素の害が体や肌の不調、病気といった形で目立ってきます。
加齢とともに若い頃と同じような体力や元気が出せなくなるのには、活性酸素が関係していたのです。
しかし抗酸化成分を食品から補うことで活性酸素の悪影響から体を守り、若々しさを保ちやすくなります。

抗酸化成分には数千以上の種類がありますが、セサミンが抗酸化に突出して優れている理由は効率的に活性酸素を減らせるところです。
活性酸素の体内発生量の70%以上は、肝臓で発生します。
このため肝臓の活性酸素を抑えることは全体の活性酸素量を減らすことに繋がりますが、セサミンは肝臓で直接作用することで効率的に全体量を減らすことができます。
抗酸化成分の中で肝臓で効果を発揮する数少ない成分がセサミンのため、滋養強壮という強い体づくりを抗酸化の観点からサポートできるのです。

血行促進による滋養強壮効果

滋養強壮というと男性に関連したイメージが強いのは、精力増強の意味が含まれているためです。
この精力が最近、減退してきたなと感じていませんか。
精力減退の1番の要因は、下半身の血行不良にあります。
筋肉は使われないと衰えていきますが、この筋肉には心臓へ血液を押し戻すポンプの役目があります。
加齢とともに体を動かす機会が減少すると、筋肉も痩せてくるため血流が悪くなりがちです。
このことが下半身の血行不良に繋がり、精力を減退させる理由にもなります。
しかしセサミンを取ることで、筋肉に変わり全身の血行を促進することができます。

セサミンは肝臓で脂質代謝を向上させることで血流を改善する効果と、血管を拡張することで血行を促す二つの働きがあります。
肝臓でセサミンが作用することで脂質代謝に関わる酵素を活性化させ、コレステロールや中性脂肪などの血清脂質を正常な値にします。
脂質が過剰なことで起こる血液のドロドロは、セサミンによってサラサラの血液へと改善されます。
そしてサラサラとなった血液はセサミンのもう一つの作用である血管拡張によって、通り道を拡げられることで全身を巡っていきます。
加齢とともに下半身の血流不足で精力が減退するのをセサミンが防げるのは、上述の二点が理由です。

滋養強壮は男性のプライドにも関わる大事なテーマです。
セサミンといえばアルコール対策としての効果を思い浮かべる方も、滋養強壮への作用を知って強い体つくりを目指しましょう。
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