セサミンの美髪への効果

髪が薄くなったり、白髪が多くなったりすると女性だけではなく男性も悩みますよね。
加齢とともに避けられない髪のトラブルは個人差もあり、人によっては早くに白髪や薄毛に悩まされることもあります。
これらの悩みを遺伝だからと諦める前に、おすすめしたいのがセサミンです。
セサミンは美髪に効果的な成分であり、白髪や薄毛を改善してくれます。
なぜセサミンが美髪にいいのか、詳しく見ていきましょう。

白髪の予防にセサミン

白髪の3大原因に過酸化水素・遺伝・メラニンの不足があります。
この中でセサミンが効果を発揮するのは過酸化水素による白髪です。
過酸化水素とは活性酸素の一つで、日々私たちの体で発生しています。

活性酸素には酸化力が弱いものからスーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素の4種類があります。
過酸化水素は有害なため、カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼといった酵素によって分解されています。
しかし加齢とともに酵素の生産が減少し、過酸化水素の分解が追いつかなくなります。
こうなってくると過酸化水が毛包に溜まり、チロシナーゼと呼ばれる酵素を破壊します。
このチロシナーゼは、髪の色の素であるメラニンの生成に欠かせない酵素です。
チロシンというアミノ酸にチロシナーゼが働きかけることで黒色になり、メラニンができます。
しかし過酸化水素により破壊されるとメラニンが作れなくなるため、白髪が増えるのです。
上記の過酸化水素を分解するカタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼは、肝臓で生成されます。
セサミンが白髪対策になるのは、肝機能を改善することで過酸化水素分解酵素の生成を促すからです。
多くの抗酸化物質は胃腸で吸収され、血管内で抗酸化成分として働きます。
一方でセサミンは途中で分解されず肝臓まで届き、抗酸化作用で肝細胞を活性酸素から守ってくれます。
セサミンが肝機能を改善することでカタラーゼなどの酵素がスムーズに生成され、白髪の原因である過酸化水素を無毒化していくのです。

薄毛対策にセサミン

薄毛の原因の一つに血行不良があります。
血行が悪くなると毛根に十分な栄養が行き渡らず、頭髪の成長を阻むことになるからです。
この血行不良の原因に動脈硬化が挙げられます。
動脈硬化は悪玉(LDL)コレステロールが増えすぎることで起こります。
コレステロールを生成しているのは肝臓であり、セサミンにはコレステロール値を正常に保つ働きがあります。
善玉(HDL)コレステロールの生成を促し余分なコレステロールの再利用を進める一方、悪玉コレステロールの生成を抑える働きがセサミンにあるからです。
セサミンはコレステロール値を改善することで血行不良の原因となる動脈硬化を予防し、薄毛を防いでいきます。

肝臓に作用することは二日酔いを防止するだけではなく、美髪にも効果があります。
もし髪で悩んでいたら、セサミンを試してみませんか。
ゴマから抽出される天然成分で副作用の報告もなく、安心して摂取できるためおすすめですよ。
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